COPANI 2017 LIMA
11月にペルーへ行ってきました。
目的は、COPANI翻訳すると汎アメリカ日系人大会に参加するため。
アメリカ大陸には、全世界の98パーセント、300万人の日系人が住んでいて(どこかに出てた情報だけど、ソース再発見できず)、COPANIにはそのうち14カ国の代表が集まり、開催地は参加国の持ち回り。2年ごとの開催となっています。
今回の参加者は、なんと500人超とのことでした。
ね、面白そうだから、行ってみたい!ってなるでしょ^_^。
ちなみに日系人について海外日系人協会のホームページには、「日本から海外に本拠地を移し、永住の目的を持って生活されている日本人並びにその子孫の二世、三世、四世等で国籍、混血は問いませんが、そういう方々を海外日系人として定義しています。」とありました。
ペルーはアメリカ大陸でブラジルに次ぐ日系人コミュニティがあります。
1899年(明治32年)農業労働者の不足を補うため,日本人契約農園労働者の導入がペルーで開始され,790名の日本人がペルーに渡りました。更にその移民が親戚,縁者を呼び寄せるなどして,1941年までの間に総計約3万3000人の日本人がペルーに渡ったと言われています。
当初ペルーに渡った日本人移民が劣悪な環境の元働いていましたが、その中でも一部の人は言葉も慣れず,生活習慣も異なるペルーでこつこつ経済的,社会的基盤を築いてきました。第二次世界大戦中親米国だったペルーで日本語をつかえなかったり、財産を没収されたりもしたそうです。
そして、最初の移民から120年近くを経た今日,日系人はペルー社会の重要な一部となっています。
最近の若者は内向きで海外に行かないと言われていますが、性質とかそういうことと関係なく結局そういうのって必要性があるかないかとか、生活や社会環境などの要因が大きいのではないかと思いました。日本で生活できれば日本にいるし、新しい土地へ行く必要があるなら出て行かざるを得ないですから。
でも、今後世界がもっとフラットになったらあとは国外に行く行かないかはモチベーションの違いになるかもしれないし、もっと言うとどこにいるかは関係なくなるかもしれないですね。
参考資料:ペルーを知るための66章
COPANIのホームページ↓