【てるみくらぶ内定者に救いの手を差し伸べたJSSに見る生きる偏差値】


私がここ数年すごいなぁと思って、一方的につきまとわせていただいているのが、株式会社JSSの倭文社長です。


で、この倭文社長率いるJSSが、この度てるみくらぶ破産に伴い同社の内定者が途方に暮れているところ、内定者を無試験で受け入れる!と手をあげました。しかも社長本人のツイートで!

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内定者50人!?今から受け入れられるの!?人件費とか考えると無謀じゃない?と思うのが普通だと思うのですが、実はこのオファーJSSにとってメリットがたくさんなんです!


で、ここでメリット説明!!

の前に一言。


社長のツイートを見てこの私の記事のように後から論評するのは簡単です。

でも、何よりすごいのは、リスクやコストを計算してトップダウンで今回の決断をして即座に、内定者に手を差し伸べるツイートを出した倭文社長の決断力と行動力なんじゃないかと思います。だって人一人雇ったら、簡単には解雇などできないですよ。


タイトルの生きる偏差値というのは、よく倭文社長が言っている言葉で、私は毎度毎度社長の生きる偏差値に感嘆させられているのでした。


以下がメリット

1  宣伝効果

てるみくらぶ破産の件は今ネットでもテレビでもすごく話題になっています。そこへ無試験採用に手をあげたとなると、報道で取り上げられる可能性が高い!しかも無料!

新年度が始まり新生活に心を踊らせていたにもかかわらず、内定先の破産により地獄へ突き落とされた新社会人救済、となるともういいイメージしかありません。(これは、JSSが東京マラソンや空港の警備もしている堅実な会社なのも影響すると思います。)

しかも無試験でというところがポイントです。だって結局採用試験で落とすんでしょ?といううがった見方は無くなるし、内定者も応募しやすくなりますよね。


2 採用費用削減

企業が人を一人採用するのにはそれなりにコストがかかります。

求人出して、書類読んで、面接して。そのぶんの費用を全てカットできます。しかも、てるみくらぶのように経営状態が悪い会社ならある程度採用する人材も絞っているはずだとおもいませんか?


3 応募人数の上限がある

最大応募人数は内定者数である50人と限られています。

また、内定決まっていた会社が破産!これからどうしよう!という場面ですが、内定者はあくまで旅行会社への就職希望者です。これに対してJSSは、警備会社。内定者のほとんどが応募!という事態にはならないと予測されます。

そうであるとすれば、採用すると言ったはいいけど応募が多すぎて撤回せざるを得ない!となる可能性は低いです。

それに、旅行会社に決まっていたけど警備会社でも働きたい!と会社を調べて応募してくる行動力がある人、柔軟性がある人だったら大歓迎ですよね。


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