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【教師は生徒を圧倒して欲しい】

 

私が法律を勉強しようと思った理由を思い返すと、4つありました。
1 法律を知っていると便利だから
2 民法のパンデクテン方式にきゅんとしたから
3 最初の民法の授業が面白かったから
4 大学の先生がキレ者だったから

3は大学1年生のときに演習形式の授業があってその初回が面白かったんです。
自動販売機でジュースを買った時に契約が成立するのはいつ?」とか「『ここには駐車しないでください。駐車をした場合は、料金をとります』という看板があって、その看板を見ないで車を停めた場合、契約が成立するのか」とか、今から考えると超基礎的な民法の話なんだけど、当時は全然そんなこと考えてみたこともなくて,それを先生に聞かれて自分なりに考えて答えを出すという行為が気持ち良かったんです。
まぁ問題に答えを出すより、自分で問題を考える方が難しいんですけどね。

4は、大学の先生がすごく地頭がよくて、こちらがまとまっていない質問をしても常に、これはこういうことですね、という感じでまとめあげるし、これはつまりこういうことでしょ,っていう本質をついた回答をしてくれたんです。
しかも、そういう先生が多くて、あぁいいなぁと思ってしまいました。
そういう知性に触れていたいという感じとか、法律を好きで勉強している感じとかが、いいなぁって。

思えば,3と通じるのですが小学校から高校までって先生と対話して自分で考えたり、その先生がその科目を好きでやってたり、先生の知性に触れる経験ってなかったんですよね。
もちろん,先生も教え方とか工夫されてるんだろうけど,教える,教わるの一方的な関係だと知的に圧倒される機会があまりなかったんです。

でも,サッカーだって野球だって、すごいプレイをする選手がいて、ああなりたい!って思って練習するちびっこって多いじゃないですか。

だから,学校の先生には本当にその科目が面白くて勉強していて,結果的に他の人より詳しくなってるところを生徒に見せつけて欲しいんです。そうすることで勉強したいと思う子供って絶対増えると思うから。

私は、高校1年まであまりまじめな生徒でなかったから,そんなことないよ,という意見の方もいるかもですが。(^^;;

(おまけ)
1はそのままですよね。ちょっと見回しても、社会生活を送る上で法律と無関係でいることはできません。

2はちょっとマニアックなんだけど、民法って抽象的な規定から始まって具体的な規定を定めるっていうスタイルになっていてこれをパンデクテン方式っていうんです。
で、3年生の試験勉強で賃貸借の勉強をしているときに六法の項目立てを見ていて急に「パンデクテンってこういうことなんだ」となぜか腹落ちしてそれが気持ち良かったという、この気持ちわかってくれる人あまりいないだろうなぁという体験があったという話。